痩せようと思わなくても自然に痩せている
ドミニック・ローホーさんの著書「少食を愉しむ シンプルにやせる、太らない習慣」を読みました。
私たちは、時に体重が増えたらダイエット、痩せると食べ過ぎてリバウンド、するとまたダイエットを繰り返します。
いったい私たちは、いつまでこのサイクルを循環させるのでしょうか?
私も時々食べ過ぎてしまいます。体重も増えたり減ったりしています。
この本を読むと、普段の生活を続けているだけで、自然に太らない体型を維持できているのが理想、と思わされます。自然に自己管理ができている、という状態です。
美味しくてヘルシーな食べ物を少量、本当にお腹が空いた時に食べる
特に大人になってからは、お腹が空いたから食べるというより時間だから食べる、という感じでした。
体と心が喜ぶ食べ物を少量、空腹を感じたら食べる。
仕事をしながら、様々な制約の中で生活しながら、どこまで実践できるかは分かりませんが、一つの善い食生活であると思います。やはり自己管理が鍵になりそうですね。
空腹という体の声を聴き、食べる。満腹という体の声を聴き、その声を無視せず、食べるのを止める。
帯に以下の文がありました。
皿の中の料理を平らげる必要はありません。太るにつれて、自分を見失っていきます。もっと空腹を手なずけましょう。
お酒と疲労は食べ過ぎの元
何でも過ぎるのは良くありません。
私もお酒を飲むと空腹を手なずけられなくなります。疲れやストレスも食事の量で解消しようとしがちです。
飲み過ぎない、疲れ過ぎないようにすることは、食べ過ぎるリスクを下げていきます。
食べる楽しみ
時に逸脱することも良いでしょう。かじゅいごの「い」は逸脱の「い」です。
食欲は基本的な欲求の一つです。好きなものをたらふく食べる、誰かと楽しみながら食べる、一人で美味しいものを心ゆくまで愉しむ、それらがなければ善い食生活は続いていかないのかもしれません。
食べ過ぎた日は、次の日やその次の日で調整する、くらいでも良いのかもしれませんね。
科学的にというより、食生活を意識の面から見直してみたいという方にはお勧めの本です。